アラフォーおじさんのゲーム備忘録

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【クリア後レビュー】約18年の月日を経てリロードされたP3R!リメイクとしてはほぼ完璧な出来!【ペルソナ3リロード】

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みなさん、こんにちは。アラおじです。

ペルソナ3リロードをプレイし始めてから約1ヶ月が経過し、ようやくクリアできました。と言っても、現在2周目をプレイしており、中盤までは進んでいるのですが・・・。

当ブログはモンハンメインで活動を続けていましたが、そろそろゲームブログらしく、いろいろなゲームに手を出していこうと思っています。ただ、1日のプレイ時間・作業時間が限られているので、専業の方に比べるとどうしても遅筆になってしまうのが難点ですね。

今回は「P3R(ペルソナ3リロード)」のクリア後レビューをしていきたいと思います。最初は不満たらたらだったアラおじですが、クリアしてみるといいゲームだったなと思えるくらいにはいいゲームでした。アトラスゲームはほとんどプレイしたことがないおじさんのレビューなので、手厳しいご意見はご容赦いただけますと幸いです。

 

アラおじのアトラス遍歴

まず、はじめにお断りを入れておきます。アラおじは、ゲームをプレイし始めてから「アトラス」というメーカーのゲームはほとんどプレイしたことがありません

PSPで発売された「P3P」が多分、最初で最後のアトラスゲームだったと記憶しています。そのP3Pも7月くらいまででプレイを止めており、アトラスが作ったゲームでクリアしたものは1つもないと思います。高校時代の同級生がよく勧めてきたメーカーでしたが、当時のアラおじはドラクエやFFをこよなく愛していたので、あまり他のメーカーは目に入らず、結局プレイすることはありませんでした。

当時のアトラスと言うと「真・女神転生」シリーズでしょうか?コアなファンの方やイラストレーターさんのお怒りを買ってしまいそうですが、ゲーム性云々よりもキャラ絵が受け付けられず、どうしてもプレイする気にはなりませんでした。キャラ絵が受け入れられないというのが、アトラスを敬遠していた理由です。

P3R(ペルソナ3リロード)はどんなゲーム?

P3R

P3Rは人工島”ポートアイランド”にある月光館学園高等部に編入することになった主人公を中心として物語が進むゲームです。午前0時になると”影時間”と呼ばれる、限られた人間とシャドウと呼ばれるモンスターのようなものだけが活動できる時間があります。

主人公率いる仲間たちと協力してシャドウを討伐していくのがストーリーの大筋です。召喚機と呼ばれる銃を頭に発射することで”ペルソナ”と呼ばれる能力を発現させ、シャドウと戦っていきます。

仲間のペルソナは固定(後にパワーアップ)ですが、主人公だけはペルソナを自由に付け替えることができ、敵の能力に合わせて随時変化させていけるのが特徴です。

ストーリーは全体的に重め

ゲームによってストーリーは明るめ・暗めなどが異なりますが、P3Rは基本的に重め・暗めといった言葉がしっくりくる印象です。というのも、「メメント・モリ(死を忘れるな)」がテーマとなっており、常に死の匂いを感じさせているため、どうしても重い感じになってしまうのだと思います。

また、仲間になるキャラは頼りになる反面、どこかよそよそしさを感じ、ホントに仲間か?と思わせる場面もちらほら。まぁ、ほとんどのキャラが重めの過去を背負っているため、これも仕方のないことなのかもしれません。

P3Pでは今作以上にギスギスしていたと言われているので、当時どうしてゲームを途中で投げ出したのか何となく分かる気がしてきました。

ストーリーの出来はいい

先程、重め・暗めのストーリーになっていると書きましたが、ストーリーの出来自体はいいと思います。好き嫌いははっきり分かれると思いますが、おじさんになった今なら受け入れられるようになりました。

アラおじの個人的な意見は置いておくとしても、ストーリーに矛盾を感じさせる場面もほぼなく、日ごとに増していく緊張感や先が気になる展開はプレイしていて面白いと感じました。

P3Rの良かった点・悪かった点

ここからは、アラおじが感じたP3Rの良かった点と悪かった点について紹介します。概ねいい評価になっている本作ですが、やや気になる点もありました。

P3Rの良かった点

まずは、P3Rの良かった点について紹介します。良かったと感じた点は以下の3点です。

  • グラフィックが綺麗(お色気装備もあり)
  • 弱点を突くバトルが楽しい(テウルギアもいい感じ)
  • 先が気になるストーリー展開

グラフィックが綺麗(お色気装備もあり)

P3Pと比較して一番良かったと感じるのは、やはりグラフィックでしょうか。個人的にPSPの記憶しかないため、3~4頭身のキャラがちょこまか動いていた印象でしたが、P3Rは頭身が上がり、最近のゲームとほぼ同じ感じでプレイできます。

本作にはいくつかのお着替え要素があり、中には女性キャラのお色気装備や水着・メイド服なども用意されており、ムフフな場面も。お色気とはいえ、あまり色気を感じませんが。もちろん、男性用にもお着替え要素はありますが、あまり代わり映えしないので割愛。

弱点を突くバトルが楽しい(テウルギアもいい感じ)

本作のバトルは昨今流行りのアクションではなく、ドラクエ11のようなコマンドターン制バトルです。基本的に敵の弱点を付いて1MOREを取って総攻撃というのが一連の流れになる感じかな?総攻撃は現存する敵全員をダウンさせるとできる攻撃で、全体大ダメージを消費無しで行えるので、積極的に狙っていく必要があります。というか、総攻撃をしないと戦闘が長引く要素にもなります。

また、今作から追加されたテウルギアは各個人専用の必殺技のようなもので、相手の耐性を無視してダメージを与えられるすぐれもの。弱点がない、吸収されてしまうといった要素もすべて無視できるのでかなり強いと思います。中でも主人公はやはり頭1つ抜けた性能で、最終的には主人公のものしかほぼ使わないイメージも。演出はかなりこだわって作られている気がするので、とりあえず一通り見ておくのがおすすめです。

ちなみに、やたらとゆかりっちの画像が多いですが、アラおじの推しは美鶴です・・・。

先が気になるストーリー展開

アラおじはほぼペルソナ童貞なので、全作品がこんな感じなのかは分からないのですが、P3Rに限って言えば、ストーリーに引き込む魅力が強いと感じました。序盤こそよく分からないまま進んでいくものの、序盤の中盤くらいからのめり込むようになり、中盤以降は寝る時間を削ってまでプレイしていました。

決して明るいストーリーではないものの先が気になる感じで展開していくのは凄いなと思います。上の画像はストーリー中に支給される新しい装備ですが、こういったちょっとした要素も結構気に入っています。すぐこの装備は使わなくなるんですが・・・。

P3Rの悪かった点

続いてはP3Rの悪かったと感じる点について紹介します。悪かったと感じた点は以下の3点です。

  • ダンジョンがほぼタルタロスだけ
  • 戦闘が単調
  • 全体的にギスギスしている

ダンジョンがほぼタルタロスだけ

P3Pでも感じた点ですが、ダンジョンが1つしかないというのはちょっとなぁと感じました。厳密に言うと上記の3人プレイを楽しんでいるホテルや地下坑道のようなところなどもあるのですが、これらは1度言ったら終わりなので数に入れていません。

タルタロスは全263階のダンジョンで、これがとにかくめんどくさい。一応6つくらいのブロックに分かれており、それぞれで雰囲気は異なりますが、やることは変わらないし、エリアによってはプレイヤーの視覚に大ダメージを与えるようなところも存在しています。

敵も似たりよったりで、色違いや弱点違いなど大して変わらないので単調なのは変わっていません。階段さえ見つければショートカットできるので多少はマシですが、メインコンテンツであるタルタロスはもうちょっとテコ入れが欲しかったと感じました。

戦闘が単調

先程良かった点で戦闘が楽しいと紹介しましたが、それは中盤くらいまでの話です。基本的にはダウンを取って総攻撃するのがセオリーですが、こればかりではやはり飽きてしまいます。この演出はプレイ中に何百回と見ると思いますが、カットもできないし。

さらに中盤以降は敵の弱点がほぼなく、弱点を突いてダウンを取るということができず、どうしてもダラダラと長引いてしまいます。最終的にはクリティカル率を上げてクリティカルでダウンを取るのが主流に・・・。どのゲームも最後は脳筋になってしまうのが辛い・・・。

総攻撃・テウルギアの演出は良かっただけに、単調になりがちなのがプレイしていてちょっと辛かったです。

全体的にギスギスしている

今までプレイしてきたRPGが割と仲間内でワイワイしているものばかりだったせいか、P3Rのギスギス感はちょっと受け入れづらいなと感じました。どのキャラも思い過去を背負っているので仕方ないとはいえ、前日に「これからも仲良くしようぜ」と言っていたのに、次の日には「全部お前のせいじゃんかよ」って言われるのは辛かった・・・。

まぁ、これはストーリー中の仲間内だけの話で、コミュ関連はいい感じにまとまっていてちょっとほっこりする場面もありました。中にはコミュMAXにした瞬間消えたりして、思わず泣きそうになってしまう感動的なエピソードも。

ちなみに余談ですが、元プロ野球選手の落合博満氏の息子である落合福嗣氏は現在声優をやっていらっしゃるんですね。P3Rのグルメキングの声が独特だったので調べてみたら落合福嗣氏の名前があって驚きました。

P3Rは買いか?

P3Rは総じて高い評価を受けていますが、買いかどうかと言われるとちょっと人を選ぶかなと思います。ストーリー重視の方やペルソナがお好きな方は買いだと思いますが、バトル重視の方には向かないかなと思います。

アラおじも今回、PCゲームパスでプレイできたからやってみたものの、フルプライスでこの内容だとちょっとキツイかな。面白い・面白くないで評価するなら、間違いなく面白いと言えるのですが、価格と見合ったゲームかと言うと・・・。

PSPのちびキャラの頭身を上げたり、キャラ絵を書き直したりしているので、コストは掛かっていると思いますが、フルプライスならもっとこだわって作ってほしかったというのが本音です。

あまり可愛くなかったヒロインや女性キャラが可愛くなっているのはいいですが、アニメムービーの雑さや要所の粗さがちょっと残念な感じでした。2周目のタルタロス関連もテコ入れが欲しい。2周目は死んだ魚のような目で登っていたので。

まとめ

今回は、P3Rのクリア後レビューをざっくりと紹介しました。ほぼ初のペルソナですが、終わってみた感想は面白かった!でも、何回もやりたくなるようなゲームではないという印象のゲームでした。

ただ、リメイク作品としてはかなり上質な出来だと思うので、ペルソナが気になっている方やお好きな方には刺さると思います。アラおじもP3Rをプレイして他の作品がプレイしたくなったので、今度はP4G・P5Rとプレイしくつもりです。(実はもう入手済み)

すっかりペルソナに毒されていますが、昨今のアクションゲーはおじさんには辛いので、こういった古き良きコマンドゲーを少しずつプレイしていくのもおすすめです。

 

 

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