みなさん、こんにちは!アラおじです。
今回は、WonderFox Soft様より、データ復元ソフト「RecoveryFox AI」の提供をいただきましたので、導入手順から使い方、実際に使用してみた結果を紹介したいと思います。データ復元ソフトが気になっている方は、ぜひチェックしてみてください。
- RecoveryFox AIとは?
- RecoveryFox AIの導入方法
- RecoveryFox AIの料金プラン
- RecoveryFox AIの使い方
- 外付けのHDDやSSDではどうか?
- RecoveryFox AIを使ってみた感想
- RecoveryFox AIの微妙な点
- まとめ
RecoveryFox AIとは?
RecoveryFox AIは、削除してしまったデータを再構築し完全なファイルとして復元できるソフトです。最先端のAI技術を駆使して高い復元率を誇っています。使い方が非常に簡単で、導入さえしてしまえば数回のクリックで復元作業ができるのも魅力のソフトウェアです。
RecoveryFox AIの導入方法
RecoveryFox AI – データ復元をもっと安全、もっとスマートに!
まずは、上のリンクから公式サイトに行き、赤枠で囲われた「無料ダウンロード」をクリックします。RecoveryFox AIは複数の有料プランがありますが、この時点ではまだ料金は発生しないので、安心してダウンロードしてください。
本章のキャプチャー画面の出典元は「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」(©ATLUS・SEGA)」です。



ダウンロードしたファイルを開くと、セットアップウィザードや言語選択、ライセンス契約書の同意が出てくるので、それぞれ適切なものを選んでインストールしていきます。インストールが終了すると、ソフトを立ち上げて使えるようになります。
RecoveryFox AIの料金プラン
RecoveryFox AIには一週間・一ヶ月・一年・永久の4つの料金プランがあります。それぞれの料金プランは以下のとおりです。一番人気は一年プランですが、お得なのは永久ライセンスです。一週間と一ヶ月の差が大きくないので、よく考えて選びましょう。
RecoveryFox AIの使い方
RecoveryFox AIのインストール完了後、ソフトを立ち上げると、上のような画像が出てきます。画像の左から中央にかけて青とグレーのバーが見えると思いますが、これは自分のPCのストレージを表しています。自分の場合は内蔵SSDを2つとUSBメモリを差しているので3つ表示されています。人によってここに出てくる表示は変わるので、この画面はあまり期にしなくても大丈夫です。
今回、USBメモリには上の4つのデータを入れており、それぞれがどんな内容か見やすいように特大アイコンでスクショしています。画像2つとテキストファイル1つ、mp4の動画ファイルをこれから削除しますが、ちゃんと復元されるかドキドキです。
ちなみに、HDDやSSDの場合は削除してもゴミ箱に移動されるだけで、戻せば復元できますが、USBメモリの場合はゴミ箱に移動せず削除されるので、USBメモリで試しています。
USBメモリ内のデータを削除したら、復元したいストレージの箇所をクリックします。(実際に復元した時の画像は整理しているうちになくなってしまったので、流れを掴むために別の画像で代用しています。)
ストレージを選択して数秒から数分待つと、このような画面が出てきます。クイックスキャン自体はこの時点で終わっているようですが、せっかくなのでAIスキャンの終了まで待ってみます。AIスキャンは数十分から数時間はかかるので、時間がある時にやってみてください。
AIスキャンで5363?元々Windowsの回復ファイルを削除してフォーマットした時のデータかな?それ以外使っていないはずだけど、とんでもない量のファイルが出てきました。
ただ、今回は4つのデータだけということが分かっているので、クイックスキャンの結果を見ていきます。
ファイル名をきちんと入れていなかった自分が悪いけど、下2つ以外は本当に今回削除したデータなのかはここでは分かりませんね。ちょっと分かりにくいですが、ファイル名の上で右クリックをするとプレビューが見られるので確認します。
今回入れておいたのは、マッサージガンとトラックボールマウスの画像、ペルソナ4Gの動画、テキストの4つ。画像はこの時点でちゃんと表示されています。
mp4のデータはこのプレビュー画面で確認できませんでした。テキストも文字化けしていました。少し雲行きは怪しくなってきましたが、復元してみます。
復元したいファイルの横にチェックを入れて、右下のデータ復元を押せば復元作業が始まります。ファイル名の横にチェックを入れれば、すべてのファイルにチェックが入るので、全部復元する場合はそちらを使った方が早く作業が進みます。
データ復元を押すと、上のような画面が出て復元してくれます。後は時間が経つのを待つだけです。
データを復元するときは同じストレージを選択しないように言われるので、外付けのSSDに保存してみました。アイコンだけを見るとちゃんと復元してくれているように見えます。
すべてのファイルを開いた状態でスクショを取ってみました。画像やテキストはもちろん、動画ファイルもバッチリ再生できました。
外付けのHDDやSSDではどうか?
USBメモリのデータ復元は成功したので、外付けのHDDやSSDでも同じデータで同様の検証を行ってみました。しかし、復元成功しているものもあれば、成功していないものがありました。PCの知識があまり豊富でないため、原因をはっきりと特定はできないのですが、デバイスによる相性だったり、使用期間やデータの保存容量だったりが関係しているのかなと思いました。
RecoveryFox AIを使ってみた感想
これまでデータ復元が必要な場面には遭遇しませんでしたが、気にはなっていた存在でした。そんな時にお声がけいただいて試す機会を提供されたのは本当にありがたかったです。
実際に使ってみて、今回の検証ではUSBメモリだけが完全に成功したのですが、それでもすごいソフトだなと思いました。復元ソフトがない状態では泣き寝入りするしかなかった状況が復活するというのは、かなり大きなことだと思います。
こういったソフトが必要になる場面は無い方がいいですが、復元できる可能性があるということは覚えておいた方がいいでしょう。
RecoveryFox AIの微妙な点
RecoveryFox AIは導入から使い方まで非常に簡単で、それらの点については良い所しか無いと感じましたが、多少微妙に感じた所もあったので、触れておきます。
まず、復元後のプレビューがファイル名の上で右クリックしなければならない所です。右クリックするしか無いのであれば、どこかのスペースに「プレビューは右クリック」みたいな表記があるといいかなと思います。たしか、そういった表記はなかったと思うので、分かりやすい表記をお願いします。
プレビュー関連でもう1つ、動画データはプレビューで確認できなかったので、確認できるようになるともっと便利になるかなと思います。
最後に、これは自分の環境が影響している可能性がありますが、メインストレージになりうるHDDやSSDのデータ復元ができなかった所です。使い方自体は間違うことがないくらい簡単な作りになっているので、手順がおかしいということはないはず。もし環境が影響しているわけでないとすると、ソフトの精度が関わってくると思うので、今後のアップデートで精度が上がってくれると、より選択肢に入りやすくなると思います。
まとめ
今回は、WonderFox社の「RecoveryFox AI」という復元ソフトをレビューしました。自分の環境では100%の結果を出すことは叶いませんでしたが、デバイスによっては成功したというのがかなり大きな功績だと思います。
復元ソフトRecoveryFox AIに限らずたくさんありますが、実際に使ってみた人のレビューがある製品を使った方がいいと思うので、復元ソフトが気になる方や今後導入予定という方は、ぜひチェックしてみてください。