アラおじのゲーム・ガジェット備忘録

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【ドラクエ7 Reimagined】体験版を2時間半プレイした正直な感想|テンポ改善は高評価、製品版は様子見

みなさん、こんにちは。アラおじです。

今回は、ドラクエ7リイマジンドの体験版を一通りプレイしてみた感想をまとめます。プレイ環境はSteam版で、プレイ時間は約2時間半ほど。寄り道もしつつ、体験版で遊べる範囲は一通り確認しました。

結論から言うと、体験版の出来はかなり良く、「ちゃんとドラクエしている」と素直に感じられる内容でした。テンポの悪さといった、オリジナル版の弱点はしっかり改善されており、現代向けに再設計されている印象です。

ただし、体験版の完成度が高いからこそ、製品版に対する不安が残るのも正直なところ。このテンポを最後まで維持できるのか、ストーリーの改変はどの程度行われているのか……そのあたりは、体験版だけでは判断しきれません。

本記事では、

  • 体験版のボリューム感
  • 良かった点・気になった点
  • プレイ後の総評

これらを、過度に持ち上げることも、必要以上に厳しく評価することもせず、2時間半しっかり遊んだ上での率直な感想としてまとめていきます。購入を迷っている方の参考になれば幸いです。

ドラクエ7 Reimaginedは良くも悪くもドラクエだった。ただ、あの鬱展開…救われない話がどこまで再現できるかは未知数だなぁ…

 

ドラクエ7 Reimaginedの体験版のボリューム感とプレイ時間

まずは、ドラクエ7 Reimaginedの体験版について、ボリューム感とプレイ時間を中心に紹介していきます。

戦闘もバッチリ体験できる構成になっている

ドラクエ7 Reimagined

オリジナル版のドラクエ7をプレイしたことがある方なら分かると思いますが、本作は最初の戦闘に入るまでに、かなり時間がかかる作品でした。人によっては、3~4時間ほど戦闘が発生しないケースも珍しくなかったはずです。

しかし、Reimaginedではそのテンポの悪さがしっかりと改善されており、30分~1時間ほどで最初の戦闘を体験できます。この点は、体験版を遊んでいて特に好印象でした。

ドラクエの最初の戦闘といえばスライムが定番ですが、今作では異なるモンスターと戦うことになります。このあたりは、ぜひ実際にプレイして確かめてみてください。

また、バトルスピードの変更やオートバトルといった機能も用意されており、全体的にかなりテンポよくバトルが進みます。体験版時点では、戦闘面に関して不満を感じることはありませんでした。

プレイ時間は約2時間半、判断するには十分な内容

ドラクエ7 Reimagined

上の画像は、体験版の終了告知が表示されるところまで進め、セーブをしに戻った際のものです。プレイ時間は2時間35分となっています。

ツボやタルを一通り壊し、探索できる範囲もほぼすべて回ったうえでこの時間でした。体験版時点でのマリベルの最強装備である「いばらのムチ」についても、1回目でドロップしたため、特別な苦労はしていません。

ストーリーとしては、最序盤となるウッドパルナをクリアし、現代のウッドパルナを訪問。石板を入手して次のエリアへ向かう直前で終了となります。

ウッドパルナの悲劇もきちんと描かれており、体験版の内容としては、かなり高評価できる仕上がりだと感じました。

良かった点

ここからは、ドラクエ7 Reimagined体験版をプレイして、特に良いと感じた点を紹介します。

全体的にテンポの悪さが改善されている

ドラクエ7 Reimagined

オリジナル版のドラクエ7は、とにかくテンポが悪く、当時はストレスを感じながらプレイしていた記憶があります。フリーズが多かったのも、正直なところ印象に残っています。

今作では、戦闘だけでなくフィールド移動や謎解き要素も含めて、全体的にテンポがかなり良くなっています。プレイ中に「ダルいな」と感じる場面は、体験版の範囲ではありませんでした。

昔すぎて細かい部分はうろ覚えですが、オリジナル版ではメモを取りながら進めていた記憶があります。そう考えると、このあたりは今の時代に合わせて、かなり遊びやすく改善されていると感じました。

戦闘のバランスはいい(体験版時点)

ドラクエ7 Reimagined

体験版時点での戦闘バランスについては、素直に「いい調整だな」と感じました。フィールドアタックで有利に戦闘に入れたり、こちらが強くなるとフィールドアタックだけで敵を倒せたりと、テンポよく進められる工夫がされています。

最序盤ということもあり、理不尽すぎる強さの敵はおらず、レベルを上げればきちんと楽になるのも、ドラクエらしいポイントです。

ドラクエ1・2・3(※1と2は未プレイ)の戦闘バランスは、正直かなり尖っていた印象があるので、それと比べると今作はかなり遊びやすいと感じました。ドラクエ3ルカニバイキルトの仕様変更については、個人的には未だに納得していませんが……。

ドラクエの海は強敵だらけ!ここも変わっていない

ドラクエ7 Reimagined

ドラクエといえば海。海といえば強敵、ですよね。今作でも早い段階で海に出ることができ、しっかりと“ドラクエの洗礼”を受けることになります(笑)。

防御力がそこそこ高いキーファですら、通常攻撃で20近いダメージを受ける鬼仕様。さらに、このかまいたちはバギまで使ってきて、全体に20前後のダメージを与えてきます。2体同時にバギを使われたら、キーファ以外はほぼ壊滅ですね。

このあたりがきちんと変わっていないのも含めて、「ああ、ドラクエしてるなぁ」と感じさせてくれるポイントでした。

気になった点・不安に感じた部分

ここからは、体験版をプレイしていて、気になった点や不安に感じた部分について触れていきます。

モンスター職の廃止と「モンスターの心」の扱い変更について

ドラクエ7 Reimagined モンスター職 モンスターの心

体験版をプレイしていて、ひとつ書き忘れてはいけないと感じたのが、モンスター職が廃止されている点です。

今作では、従来のモンスター職という概念はなくなり、「モンスターの心」はアクセサリー枠として扱われる仕様になっています。

システムとしては分かりやすくなった反面、ドラクエ7の大きな特徴でもあった「モンスター職を極める楽しさ」が薄れてしまったのではないか、という不安も正直あります。

また、アクセサリー枠になったことで、豪傑の腕輪のような強力な装備との兼ね合いも気になるところです。火力を取るか、特殊効果を取るか、といった選択が生まれるのは面白い反面、結局は最適解が固定化されてしまわないか、という懸念もあります。

このあたりは、体験版の範囲ではほとんど触れられない要素なので、製品版でどこまでバランスが取られているか次第で、評価が大きく変わりそうなポイントだと感じました。

便利になった部分と、失われたかもしれない楽しさ。そのバランスがどう着地するのかは、正直かなり気になっています。

このテンポを最後まで維持できるか?

ドラクエ7 Reimagined

ドラクエ7 Reimaginedの体験版は、非常にテンポが良く、プレイしていて気持ちがいいと感じる内容でした。

ただ、このテンポの良さを最後まで維持できるのかという点については、現時点では判断がつきません。どこかでオリジナル版のようにテンポが落ちる可能性もありますし、逆にこのまま最後まで走り切れる可能性もあります。

もし途中でテンポが悪くなってしまうと、一気に萎えてしまいそうで、その点は少し不安に感じました。

途中で単調に感じてしまわないか?

ドラクエ7 Reimagined

今作のテンポの良さは大きな魅力ですが、あまりにも快適すぎるがゆえに、途中で単調に感じてしまわないかという不安もあります。

オートバトルがかなり優秀で、戦闘中にコマンド入力をほとんどしなくても進められる場面が多くありました。これは良い点でもありますが、逆に「作業感が強くなる」と感じる人も出てきそうです。

極端な話、戦闘はほぼ自動で、プレイヤーは謎解きやストーリーを読むだけになってしまう可能性もあるなと、プレイしながら感じていました。

ストーリーの改変はどうなる?

ドラクエ7 Reimagined

ドラクエ7といえば、鬱展開が多いストーリーが有名ですよね。どこへ行っても、何をしても救われない――そんな展開が続く作品という印象が強く残っています。

中でも、ドラクエ7を語るうえでレブレサックは外せない、という人も多いほど、強烈なストーリーが存在します。

当時だからこそ許容されていた表現も、現代では受け入れられないであろうものが少なからずあります。そうした部分を、今作ではどのように改変してくるのかが気になるところです。

ただし、ストーリーを変えすぎてしまうと、ドラクエ7の魅力が半減するどころか、作品のアイデンティティそのものを失いかねません。個人的には、大きくは変えないでほしい、というのが正直な願いです。

Reimagined=再構築。これがストーリーの改悪にならないことを、ただただ祈るばかりです。

グラフィック・キャラクターデザインについて

ここからは、グラフィックやキャラクターデザインについて感じたことをまとめます。

ドールルック採用で印象はやや変化

ドラクエ7 Reimagined

本作では、いわゆるドールルックという手法を用いてキャラクターがデザインされています。ドラクエ8や11のような8等身モデルと比べると迫力は控えめですが、ドラクエ7という作品の持つ雰囲気や世界観は、うまく引き出せている印象です。

欲を言えば、個人的にはドラクエ8や11の路線を踏襲してほしかった気持ちもあります。ただ、これはこれで一つの完成形だとも感じました。そう考えると、ドラクエ1・2・3のリメイクも、HD-2Dではなくドールルックで作られていたらどうなっていたのか、少し気になります。

ディズニー・キングダムハーツ寄りに感じた

ドラクエ7 Reimagined

ドールルック自体は非常に完成度の高い表現だと思いますが、正直な感想を言わせてもらうと、「これ、ちょっとキングダムハーツっぽくない?」と感じる場面がありました。

フィールド、戦闘、ムービーのどれを見ても、従来のドラクエというよりは、どこかディズニー作品やキングダムハーツを連想してしまうビジュアルに見えた、というのが正直なところです。

もちろん、これは良し悪しの話ではなく、あくまで個人的な印象に過ぎません。ただ、長年親しんできた鳥山明デザインのドラクエとして見ると、少しだけ受け入れにくさを感じてしまった、というのが率直な感想です。

新規ユーザーに刺さるか?

ここでは、体験版を遊んだうえで、新規ユーザーにどこまで受け入れられそうかを、あくまで主観で考えてみます。

思い出補正が効くのは過去作プレイ世代

ドラクエ7 Reimagined

正直なところ、リメイクやリマスター作品が強く刺さるのは、やはり過去作をプレイしていた世代だと思います。新規ユーザーの獲得という点では、少しハードルが高い印象です。

PS版ドラクエ7を遊んでいた世代は、現在ではアラフォー〜アラフィフ世代が中心になります。ゲームにまったく触れなくなったわけではないものの、昔ほど熱心に遊ぶ人が多いかと言われると、正直微妙なところですよね。

今作ではUIが大幅に刷新されており、従来の「いかにもドラクエ」といったUIではなくなっています。この点についても、過去作プレイ世代の中で賛否が分かれそうだと感じました。

コマンド式RPGは今の時代に合わないかもしれない

ドラクエ7 Reimagined

ここ数年のRPGジャンルを見ていると、アクションRPGが主流になっており、純粋なコマンド式RPGはかなり数が減っています。

もちろん、ドラクエといえばコマンド式RPGですが、これが今の時代にどこまで受け入れられるかというと、少し疑問が残ります。とはいえ、今さらアクションに大きく舵を切るのも現実的ではなく、ドラクエシリーズはなかなか難しい立ち位置にいるように感じます。

FFシリーズであれば「変わることがFF」で通用しますが、ドラクエの場合は「変わらないことがドラクエ」。この固定イメージが強いぶん、方針転換が難しいシリーズなのだろうな、と改めて感じました。

総評|体験版の出来は素晴らしいが製品版は様子見

最後に、ドラクエ7 Reimagined体験版を約2時間半プレイした上での総評です。

体験版としての完成度は非常に高い

体験版の完成度は、正直かなり高いと感じました。テンポの悪さはしっかり改善されており、戦闘・探索・ストーリーの導入まで、どれも快適に遊べます。

「ちゃんとドラクエしている」と感じられる一方で、現代向けに遊びやすく再構築されており、リイマジンド作品としては非常に良い仕上がりです。販促用の体験版として見ても、しっかり製品の魅力が伝わる内容になっていると思います。

特に、オリジナル版や過去のリメイクを遊んできた世代にとっては、思い出補正も相まって「続きが気になる」と感じやすい体験版です。

自分は中古での購入を検討する予定

ただし、製品版を発売日にフルプライスで購入するかと言われると、少し悩ましいのが正直なところです。

体験版の出来が良いからこそ、
・このテンポを最後まで維持できるのか
・途中で単調に感じてしまわないか
・ストーリーの改変はどの程度行われているのか
といった不安も残っています。

良くも悪くもドラクエ。大きく変わっていないからこその安心感はありますが、同時に古臭さやレトロ感を感じてしまう部分があるのも否めません。

そのため、自分としては発売日は様子見しつつ、中古で落ち着いたタイミングで遊ぶのがちょうど良い、という結論になりました。

体験版としては遊ぶ価値あり。ただし、購入を急ぐ必要はない――そんな印象の作品です。

発売直前の情報開示が多い点は少し気になる

体験版とは別軸で気になっている点もあります。

それは、発売日が近づいてから一気に情報が出てくる、いわゆる「直前アクセス」寄りの展開です。

もちろん、体験版の完成度が高く、事前にしっかり触れられる点は評価できます。ただ、発売直前まで詳細を伏せ、良い部分だけを見せるような売り方に対して、少し身構えてしまう自分もいます。

体験版が良く出来ているからこそ、「本当に最後までこのペースで遊べるのか」「都合の悪い部分が後半に集中していないか」と、つい疑ってしまう部分もありました。

これは作品そのものへの不満というより、近年のゲーム業界全体の売り方を見ていて感じる、個人的な警戒心に近いものです。

だからこそ、今回は体験版を遊んだ上で、いったん様子を見る、という判断に落ち着きました。

※あくまで個人的な印象であり、すべての人に当てはまる話ではありません。

先行プレイ権ありきの売り方が定着しそうなのは正直不安

もう一点、個人的に不安を感じているのが、いわゆる先行プレイ権(+2000円くらいで2日前からプレイ可能)を前提とした売り方です。

最近のゲームでは、発売日前に一部のユーザーや配信者だけが先にプレイできる、いわゆる先行アクセスやアーリー体験が当たり前になりつつあります。今回のドラクエ7 Reimaginedも、そうした流れに乗っているように感じました。

もちろん、情報発信や話題作りとして有効なのは分かりますし、体験版自体の出来が良いことも事実です。ただ、その一方で「売り切るために良い部分だけを先に見せているのでは?」と、少し身構えてしまう自分もいます。

特に気になるのは、こうした売り方が今後も定着してしまうことです。発売前は先行プレイの好意的な感想が並び、発売後に実際に遊んでみると印象が違った、というケースを、これまで何度も見てきました。

意地悪な見方をすれば、「とにかく初動で売り切ってしまいたいのかな?」と感じてしまう部分もあります。もちろん、そうではないと信じたいですが、疑ってしまうだけの前例が業界全体に増えているのも事実です。

だからこそ、今回に関しては体験版をしっかり遊んだ上で、いったん様子を見る、という判断になりました。これは作品への否定ではなく、今のゲーム業界の売り方に対する、個人的な距離感だと思っています。

まとめ

  • ドラクエ7 Reimaginedの体験版は、約2時間半しっかり遊べる内容だった
  • オリジナル版の弱点だったテンポの悪さは大きく改善されている
  • 戦闘・探索・序盤のバランスは体験版時点では好印象
  • 海に出た瞬間に敵が強くなるなど、ドラクエらしさはしっかり残っている
  • 一方で、このテンポを最後まで維持できるかには不安も残る
  • オートバトルの快適さが、途中で単調さにつながらないかは気になる点
  • ストーリー改変については、再構築が改悪にならないことを祈りたい
  • ドールルックのデザインは好みが分かれそうだが、完成度自体は高い
  • 新規ユーザー獲得という点では、コマンド式RPGの時代性がネックになりそう
  • 体験版としての出来は非常に良いが、製品版は様子見が無難という結論

体験版としては遊ぶ価値があり、ドラクエが好きな人ほど楽しめる内容でした。ただし、発売日に飛びつくほどかと言われると、個人的には少し慎重になってしまいます。

「良くも悪くもドラクエ」。その言葉が一番しっくりくる体験版でした。

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