みなさん、こんにちは。アラおじです。
最近はどんなものでも充電式になっていて、便利な半面、わざわざ充電するのが面倒に感じることも増えていませんか？しかも、物によって「Lightning」「microUSB」「USB タイプC」だったりと端子の種類もあり、それぞれに合わせて持っているとケーブルだらけになって邪魔ですよね。
そこで今回は、わざわざ抜き差ししなくても充電ができる「マグネット充電ケーブル」を購入したので、メリット・デメリットについて紹介していこうと思います。
そもそも「マグネット充電ケーブル」とは？
マグネット充電ケーブルとは、スマホやタブレットなど、充電を必要とするデバイスの充電端子に専用の部品を付け、ケーブルを近づけるだけで簡単に接触して充電してくれるケーブルです。
普通なら端子の位置を確認してケーブルを指す必要がありますが、これを使えば、ケーブルを近づけるだけで簡単に充電をしてくれるので、非常に楽ちんです。何回も抜き差ししなくてもいいので充電端子を傷めることもありません。
まぁ、ワイヤレス充電を使えばいいんですけど、場所を取るし、スマホ以外の汎用性に乏しいので、少しでも手間を減らすために試験的に購入してみました。結果、たぶん大正解だったと思います。
マグネット充電ケーブルのメリット・デメリット
ここからは、マグネット充電ケーブルのメリット・デメリットについて紹介します。他にもあるかもしれませんが、あくまでアラおじ的に感じたことだけを記載しておくので、気になる方はチェックしてみてください。
メリット
アラおじ的には、マグネット充電ケーブルの魅力は以下の4点だと思います。
- 充電端子が傷みにくい
- 暗い場所でも簡単に着脱できる
- 向きを気にしなくていい
- 1本のケーブルで複数端末の充電を補える
それぞれについて詳しく解説していきます。
充電端子が傷みにくい
普通の充電ケーブルだと充電するときにケーブルを差し、終わったら抜くという行為を繰り返しますが、マグネット充電ケーブルならデバイスの端子部分に専用部品を付けっぱなしにしておくので、抜き差しの手間がありません。
そのため、何度も抜き差しをすることがなく、充電端子が傷んでしまうといったことがほぼないのが魅力です。端子が傷んで使えなくなることがほぼないということは、買い替える回数が減り、結果的にコスパが良くなることに繋がります。
暗い場所でも簡単に着脱できる
個人的に大きなメリットと思えるのが、暗い場所でも着脱が簡単という点です。アラおじは基本、暗いところが好きなので部屋はいつも暗め。でも、充電ケーブルを指すときだけは明かりに頼るので非常に面倒でした。
しかし、マグネット充電ケーブルなら、ケーブルを近づけるだけで勝手に接触してくれるので、非常に楽です。今回購入した商品にはLEDライトが付いているので、そういった物を選ぶのもおすすめ。
向きを気にしなくていい
今回購入した商品はiPhone・iPad用の「Lightning」・「USBタイプC」「microUSB」（急速充電タイプにはmicroUSBはない）の端子がセットになっています。この中で向きを気にするのは「microUSB」だけですが、意外と面倒なんですよね。
商品によって「microUSB」の向きが逆だったりするので、いちいち確認して差さなければなりませんが、マグネット充電ケーブルなら最初の1回だけ確認すれば事が済みます。
1本のケーブルで複数端末の充電を補える
今回の購入品はマグネット充電ケーブル3本セットで、ケーブル1本につき端子が3つセットになっています。そのため、1つのケーブルで最大3台までのデバイスに対応できます。ちなみに、ケーブルが分岐しているわけではなく、1つのケーブルで3台までのデバイスを共有できるという意味です。（同時に3台充電できるわけではありません。）
とはいえ、もし、手元に「Lightning」「microUSB」「USBタイプC」のデバイスがあるとして、普通のケーブルだと3本または変換コネクタが必要ですが、マグネット充電ケーブルなら1本で賄えるのでかなり便利です。
今回、購入を決めたのはここが大きなポイントでした。
デメリット
メリットを先に紹介しましたが、どんなものにもやはりデメリットはあります。アラおじがデメリットと感じたのは以下の5点です。
- カバン・ポケットでは外れる可能性がある
- 取り外しが面倒
- 見た目がややダサい
- 異なるメーカー品では使えない
- 実は純正品がない
それぞれについて詳しく解説していきます。
カバン・ポケットでは外れる可能性がある
最近はモバイルバッテリーの普及も相まって使っている人が多いと思います。モバイルバッテリーを使う人の多くは、カバンやポケットで充電しながら移動すると思いますが、マグネット充電ケーブルは意外と簡単に外れます。
磁力が強いことを謳っている商品もありますが、ちょっとした衝撃で外れることがあるので、移動時の充電にはやや不向きかもしれません。カバンやポケットに入れず、どこかに置いて充電するなら、これはデメリットにならないでしょう。
取り外しが面倒
マグネット端子はそれなりに小さいため、1度装着すると外すのが厄介になります。外すための専用器具がついているものもありますが、それを使ってもやや面倒に感じるのがデメリットです。
また、強い力で引っ張ってどこかに飛んでいってしまうと、端子を探すのも一苦労。端子がなくなるとマグネット充電ケーブルでは充電できなくなるので、取り扱いには気をつけましょう。
見た目がややダサい
これはあまり気にする必要がないかもしれませんが、端子が小さいとはいえ、通常の形より飛び出した形になるので、気になる方は気になるかもしれません。見た目を重視する方は利用しないのが無難です。
異なるメーカー品は使えない
実際にすべてのものを検証していないので分からないのですが、たぶん異なるメーカーのものは使えないと思っていた方がいいと思います。というのも、Amazonや楽天などの商品ページを見れば分かるのですが、端子の形が微妙に違っていたりするんですよね。
アラおじは今回2種類買いましたが、その2種類に限って言えば互換性はありませんでした。端子が同じなら使える可能性はありますが、絶対使えるとは言い切れないので、異なるメーカーのものを購入したり使ったりするのはやめておきましょう。
実は純正品がない
スマホやタブレットに限って言えば、充電は純正品がいいと言われていますが、マグネットケーブルはあまり有名でないメーカーばかりが販売しており、実は純正と呼ばれる商品がありません。
アラおじは基本的に純正品を使ったことがない上、とにかく安くあげようとする人種なので、あまり気にしていませんが、気にする方はマグネット充電ケーブルを使わない方がいいかもしれません。
今回の購入品
今回購入したマグネット充電ケーブルを紹介します。「USBタイプC」「USB Type-A」の2種類を購入したので、2つとも紹介していきます。
急速充電タイプ（USBタイプC）
やや見にくくて申し訳ありませんが、アダプターに差す方がUSBタイプCになっているものです。左2本が1m、右側1本が2mとなっています。1mタイプはアラおじ用と奥様用、2mは車用です。
付属品は説明書・保証書・お礼の手紙・Lightning・USBタイプCの端子が入っていました。ちなみにお礼の手紙には特に何も書いてありません。よくある高評価レビューの促しだと思っていましたが、特に何もなかったです。
付属品1の黄緑っぽいものが端子を外すときに使う器具ですね。使っていませんが・・・。
こちらが端子の形状となります。この商品は丸の中に7つのピンがありますが、商品によっては5ピンのものや、そもそもピンすらないものもあります。こちらの商品は急速充電タイプなので、かなり速くスマホやタブレットを充電できます。
通常タイプ？（USB Type-A）
続いてはアダプターに差す側がUSB Type-Aのものを紹介します。実は先にこちらを買ったのですが、充電速度が遅かったので、上のものに買い替えたという経緯が・・・。とはいえ、急速充電の必要がないものには使えるので重宝しています。
USBタイプCのものに比べると貧相なパッケージです。とはいえ、中身はしっかりしていました。
3本セットなのですが、なぜか別々に写真を撮っていました。こちらは1mタイプのものです。
こちらは2mのものです。先程と同じように、1mタイプ各1本ずつをアラおじと奥様が使用し、2mのものはどうしようか思案中です。
こちらが同梱されていた端子です。ケーブル1本につき端子が3個付いています。
取り外し用の器具と、端子を収納しておく物がついていました。端子は小さくて無くしやすいので、こういった物が付いていると嬉しいですね。それでも小さいので簡単に無くせそうですが・・・。
汚い手が映り込んで申し訳ないのですが、端子の形状は円の中に小さな円がもう1つある感じです。アダプターに付けながら撮影しているので青く光っていますが、通電していない状態なら青色ではなく白色になっています。
これはアラおじがSwitch用に使っているコントローラーの充電風景です。コントローラー側に端子を付け、ケーブルを近づけるだけでスチャッと装着し充電してくれています。
マグネット充電ケーブルの危険性
今のところ、アラおじには起きていませんが、マグネットケーブルは発火する危険性を秘めています。とはいえ、それはどんなケーブルにも言えることなので今更かもしれませんが、普通のものより外れやすいことを考えるとその危険性は高いかもしれません。
そのため、カバンやポケットの中に入れて使うのは避けた方が無難です。最近は有名メーカーのモバイルバッテリーの発火事故も報告されているので、取り扱いには十分注意しましょう。
マグネット充電ケーブルが嫌ならこちらもおすすめ
マグネットケーブルやワイヤレス充電器は嫌だけど、ケーブルを少なくしたい方にはこちらの3in1ケーブルがおすすめです。実際、アラおじもマグネット充電ケーブルに出会うまでは愛用しており、現在でも局所的に使用しています。
かなり前に購入したものなので、今更詳しくは紹介しませんが、こういった商品もあるということを覚えておけば、ケーブル整理術が捗ると思うので参考までに。
まとめ
最近アラおじが出会ったステキな商品「マグネット充電ケーブル」について紹介しました。この商品があればケーブルを増やすことなく使い回せるので、整理もしやすくなるし、何と言っても充電が非常に楽になります。ぜひ1度使ってみてください。
安全性についてはなんとも言えませんが、それはどんな商品にも言えること。つい最近でも有名メーカーの商品の発火事故が報告されているので、確実に安全というものはないのかもしれません。
