みなさん、こんにちは!アラおじです。
2026年5月のPCパーツ価格の定点観測を始めていきます。
4月は全体的に大きな暴騰・暴落は少なかったものの、パーツごとに動きの差が目立つ1カ月でした。特にGPUは、GeForceが上下に振れつつも最終的には元の水準に戻り、Radeonは安定。メモリはDDR4がじわじわ下がり、DDR5は高止まりしつつ横ばいと、方向性の違いがはっきりしていました。
5月に入ってからも大きなトレンド転換というほどの動きはまだ見えていませんが、ストレージやメモリの価格がこのまま落ち着くのか、それとも再び動きが出てくるのかは気になるところです。
また、RTX 3060の再販に関する話も出てきており、もし実際に市場へ出てくるとなれば、エントリー~ミドル帯の価格帯に影響が出る可能性もありそうです。現時点ではあくまでリーク段階ですが、今後の動きには少し注目しておきたいポイントです。
この定点観測では、価格.comで毎週同じ検索条件を使い、その時点の最安価格を記録しています。厳密な同一製品の比較ではなく、「今この条件で探すといくらくらいかかるのか」をざっくり把握するための記録です。
今月も、GPU・メモリ・SSD・HDDの価格を毎週追いながら、相場の流れをゆるく見ていきます。
今回、定点観測するパーツ&検索条件
GPU:RTX 5060 Ti 16GB/RX 9060 XT 16GB
メモリ:DDR4 32GB(DDR4-3200 16GB×2)/DDR5 32GB(DDR5-5600 16GB×2)
SSD:NVMe SSD 1TB/SATA SSD 1TB/外付けSSD 1TB
HDD:内蔵HDD 4TB/外付けHDD 4TB
この価格チェックでは、価格.comで毎週同じ検索条件を使い、その時点の最安価格を記録しています。厳密な同一製品比較ではなく、「今この条件で探すといくらくらいかかるのか」をざっくり見るための定点観測です。
2026年5月 第1週|価格状況
※価格は価格.comに掲載されている最安値を基準にしています。
※在庫数は価格.com上の掲載数を目安として記録しています(実在庫とは一致しない場
合があります)。
今週のひとこと考察
5月第1週は、全体としては大きな動きは少なかったものの、一部パーツでじわっと値上がりが見られたスタートとなりました。特にメモリとNVMe SSDが上がっており、4月後半の落ち着いた流れから少し変化が出てきています。
GPUは、RTX 5060 Ti 16GBが89,800円で前週比±0円、RX 9060 XT 16GBは57,979円で前週比21円の値下がりとなりました。どちらもほぼ横ばいと言っていい動きで、価格帯としても大きな変化はありません。引き続き、GeForceは9万円前後、Radeonは6万円前後という構図が続いています。
メモリは、DDR4 32GBが31,480円で前週比500円の値上がり、DDR5 32GBは59,980円で前週比3,000円の値上がりとなりました。特にDDR5は一気に6万円台目前まで戻しており、4月に見られた「やや落ち着いた感」は少し後退しています。DDR4も小幅ながら上昇しており、今週はメモリ全体が上方向に動いた形です。
SSDは、NVMe SSD 1TBが20,211円で前週比411円の値上がりとなりましたが、SATA SSD 1TBと外付けSSD 1TBはどちらも前週比±0円で横ばいでした。NVMe SSDだけがじわっと上がっており、再び2万円台での推移が続いています。全体としては、まだ大きく崩れる気配はなく、やや高めの水準で安定している印象です。
HDDは、内蔵4TB・外付けHDD 4TBともに前週比±0円で完全な横ばいでした。4月後半から続く安定した状態がそのまま維持されており、価格面での大きな変化は見られません。
全体を通して見ると、今週はGPUやHDDが落ち着いている一方で、メモリとNVMe SSDがやや上昇しており、パーツごとに温度差が出た週でした。特にDDR5の動きは少し気になるところで、このまま再び上昇傾向に入るのか、それとも一時的なものなのか、来週以降も注目していきたいところです。
2026年5月 第2週|価格状況
※価格は価格.comに掲載されている最安値を基準にしています。
※在庫数は価格.com上の掲載数を目安として記録しています(実在庫とは一致しない場合があります)。
今週のひとこと考察
5月第2週は、全体的に小幅な値上がりが続いている週という印象でした。劇的な動きはないものの、じわじわと買いにくい方向へ向かっているパーツが多く、少し気になるスタートです。
GPUは、RTX 5060 Ti 16GBが91,980円で前週比プラス2,180円の値上がり。4月第2週の89,800円からさらに上がってきており、3月の高値だった93,800円が視野に入ってきました。一方、RX 9060 XT 16GBは57,979円で前週比±0円。こちらは相変わらず安定しており、6万円を切る水準をキープしています。GPU同士の価格差がじわじわ広がってきている点は、購入を検討している方にとっては判断材料になりそうです。
メモリは、DDR4 32GBが31,480円で前週比±0円の横ばい。4月から3万円台前半での安定した推移が続いており、メモリの中では比較的落ち着いた印象です。DDR5 32GBは59,000円で前週比マイナス980円のわずかな値下がり。60,000円を割ってきたのは悪くない動きですが、依然として高水準であることに変わりはなく、引き続き様子見が続きそうです。
SSDは、今週も全体的に上昇方向の動きでした。NVMe SSD 1TBが20,380円で前週比プラス169円と、再び2万円台に乗ってきてしまいました。先月2万円を割ったタイミングがありましたが、そのまま定着とはいかなかったようです。SATA SSD 1TBは16,800円でプラス300円、外付けSSD 1TBは15,250円でプラス450円と、SSD三品がそろって値上がりした週になりました。大幅ではないものの、じわじわ上がってきている印象は否めません。
HDDは、内蔵4TBが18,980円で前週比±0円の横ばい。外付けHDD 4TBは15,680円でマイナス160円のわずかな値下がりとなりました。大きな変動はなく、HDDは今週も比較的安定した動きです。
全体としては、DDR5と外付けHDDがわずかに値下がりしたものの、それ以外のパーツはほぼ横ばいか値上がりという週でした。特にSSDが三品そろって上がってきているのは気になるところで、来週以降も上昇傾向が続くのかどうか注目です。
RTX 5060 Tiも3月の高値圏に近づいてきており、GPU全体の動向もあわせて引き続き見ていきたいと思います。
2026年5月 第3週|価格状況
今週のひとこと考察
5月第3週は、NVMe SSDの大幅値上がりが目を引く一方で、動きのないパーツも多く、全体としては「一部だけ動いた週」という印象でした。
GPUは、RTX 5060 Ti 16GBが89,800円で前週比マイナス2,180円の値下がり。先週91,980円まで上がっていましたが、今週は少し落ち着いた形です。とはいえ、4月からの流れで見ると89,800円〜91,980円あたりのレンジで上下している状態が続いており、大きく下がる気配はまだ見えません。RX 9060 XT 16GBは57,979円で前週比±0円。こちらは何週にもわたって安定しており、GPU選びにおけるコスパの強さをじわじわと印象付けてきています。
メモリは、DDR4 32GBが31,480円で前週比±0円の横ばい。4月からずっとこの水準で落ち着いており、良くも悪くも動きがない状態が続いています。DDR5 32GBは59,979円で前週比プラス979円のわずかな値上がり。先週いったん59,000円まで下がりかけたところから再び60,000円手前まで戻してきており、なかなか下がりきらない粘り強さを見せています。
SSDは今週、動きが大きく分かれました。NVMe SSD 1TBが21,950円で前週比プラス1,570円と、今週最も気になる値上がりです。先月一時2万円を割る場面もありましたが、今週は2万円台にしっかり乗ってきており、じわじわ上昇傾向が続いています。一方、SATA SSD 1TBは16,200円で前週比マイナス600円と値下がり。外付けSSD 1TBは15,250円で前週比±0円の横ばいでした。NVMe SSDが上がる中でSATA SSDが下がるという、内蔵SSD同士で逆方向の動きになったのは少し面白いところです。
HDDは、内蔵4TBが18,980円で前週比±0円の横ばい。外付けHDD 4TBは15,142円で前週比マイナス538円の値下がりとなりました。内蔵HDDはここ数週動きがなく、外付けHDDはじわっと下がってきており、ストレージとしての現実的な選択肢としての存在感は引き続き保っています。
全体としては、NVMe SSDの上昇とSATA SSDの下落が対照的な週でした。RTX 5060 Tiはやや落ち着いたものの、依然として高値圏での推移が続いており、「安くなった」と言い切れる状況にはなっていません。来週以降、NVMe SSDの上昇がどこまで続くのか、そしてRTX 5060 Tiが再び90,000円台へ乗せてくるのかが気になるところです。