アラおじのゲーム・ガジェット備忘録

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【体験談】SSDクローン翌日にWindowsが起動しなくなった話|エラー0x000000eの原因と復旧方法

みなさん、こんにちは!アラおじです。

前回の記事では、OS起動用とデータ・ゲーム用SSDを入れ替えるために、SSDクローンを実践し、無事に成功したところまでを紹介しました。

作業当日は再起動も問題なく、ゲームのカクつきやスタッタリングも大幅に改善され、「やってよかった!」と、かなり満足していました。

しかし、その翌日。

いつも通りPCの電源を入れると、Windowsは起動せず、見慣れないブルースクリーンと「回復が必要です」というメッセージが表示されました。

正直、この時はかなり焦りました。

SSDのクローンに失敗したのか?
それとも、何か致命的なミスをしてしまったのか?

この記事では、SSDクローン成功の翌日に発生した「Windowsが起動しなくなったトラブル」について、表示されたエラーコードや原因の切り分け、最終的にどうやって復旧できたのかを、実体験ベースでまとめていきます。

すでにSSDクローン後に同じようなトラブルに遭遇している方や、原因が分からず困っている方の参考になれば幸いです。

自作PCに慣れている人にとっては、ブルースクリーンは日常茶飯事らしいけど、あまり詳しくない人だとマジでビビるし焦るよね…

この記事は、SSDクローンでOS起動用とデータ用SSDを入れ替えた翌日に発生したトラブルについてまとめた後日談です。

SSDクローン作業の内容や、なぜこの構成にしたのかについては、先にこちらの記事をご覧ください。

▶ M.2とSATA SSDを入れ替えたらゲーム体験が激変した話|SSDクローン実践

 

翌日起動しなかったときの状況

SSD クローン

翌日、いつものようにPCの電源を入れて待つこと数秒。 映し出されたのは、上の画像のブルースクリーンでした。

「は? え? 昨日再起動した時は問題なかったじゃん……」

画面には、「回復が必要です」というメッセージと、いくつかの操作方法が表示されていました。

再実行 ⇨ Enter
回復環境 ⇨ F1
スタートアップ設定 ⇨ F8

とりあえず、表示されているキーを一通り試してみましたが、どれを押しても状況は変わらず。

Escキーだけは押していませんでしたが、「まぁ、これもダメだろうな」と思い、ここで一度強制シャットダウン。

感情的に触っても直りそうにないと判断し、落ち着いて原因を調べることにしました。

表示されたエラーコードと原因の切り分け

エラーコード 0x000000e

先程の画面ではエラーコードが少し見づらかったため、表示されていた内容を分かりやすく加工しています。

エラーコード「0x000000e」の内容と意味

画面に表示されていたエラーコードは「0x000000e」でした。

このエラーは、Windows Boot Managerが起動に必要な情報を見つけられない場合に表示されるものです。

もう少し噛み砕くと、

  • Windows自体はディスク上に存在している
  • しかし「どこにWindowsがあるか」を示す起動情報が壊れている、または参照先がズレている

という状態になります。

今回のようにSSDをクローンして構成を変更した場合、

といった原因で、このエラーが発生することがあるようです。

幸い、このエラーはOSが完全に壊れているわけではなく、修復できるケースが多いのが特徴です。

最初に試した対処(効果なし)

まずは、画面に表示されている案内通りに操作してみました。

  • Enterキーで「再実行」
  • F1キーで「回復環境」
  • F8キーで「スタートアップ設定」

しかし、どれを試しても同じ画面に戻ってしまい、Windowsは起動しませんでした。

ASRock BIOS

また、BIOS側で以下の点も確認しました。

  • CSM(互換サポートモジュール)は無効
  • UEFI起動になっている
  • ブートドライブの順番も正しい

それでも改善しなかったため、「BIOS設定だけでは解決しない」と判断しました。

最終的に解決した対処法

結論から言うと、Windowsの起動情報(ブート情報)を再構築することで解決しました。

具体的には、Windowsのインストールメディア(USB)から起動し、コマンドプロンプトで以下の作業を行いました。

これにより、Windows Boot Managerが正しいSSDを参照するようになり、無事に起動できるようになりました。

つまり今回のトラブルは、

SSDのクローン自体は成功していたが、起動情報だけが追従できていなかった」というのが原因だったようです。

同じようにSSDをクローンした直後や、構成変更後にこのエラーが出た場合でも、慌てて再インストールする必要はありません。

Windowsの起動情報を修復するだけで直るケースは意外と多いので、まずはブート修復を試してみるのがおすすめです。

実際に行った復旧作業の流れ

ここからは、今回アラおじが実際に行った復旧作業を、できるだけ省略せずに書いていきます。

最初に結論を書いておくと、作業内容はそこまで多くありません。

やっていること自体はシンプルですが、普段あまり触らない部分なので、心理的なハードルはやや高めです。

Windowsインストールメディアの作成

まずは、Windowsのインストールメディアを作成しました。

今回は、起動しなくなったPCでは作業できないため、別のPCを使っています。

Microsoft公式サイトから「メディア作成ツール」をダウンロードし、USBメモリ(8GB以上)を使ってインストールメディアを作成しました。

このあたりは公式手順通りに進めるだけなので、特に迷うポイントはありません。

※アラおじのPCはWindows11ですが、奥様のPCはまだWindows10だったので、この時はWindows10用の方をダウンロードしました。

インストールメディアから起動

インストールメディア

作成したUSBメモリを問題のPCに挿し、電源を入れます。

ASRock製マザーボードの場合、起動時に「F11」を押すとブートメニューが表示されるので、USBメモリを選択しました。

はじめに上の画面が出てきますが、ここは何も触らず「次へ」を押します。

インストールメディア

Windowsのセットアップ画面が表示されたら、インストールは行わず、左下にある「コンピューターを修復する」を選択します。

インストールメディア
インストールメディア

その後、

と進み、コマンドプロンプトを起動しました。

コマンドプロンプトで行った操作

ここからは、実際に入力したコマンドを順番に書いていきます。

コマンドプロンプト

コマンドプロンプトを開いて、上の画像は「diskpart」を入れた後からの画像になります。

まずは、ディスク構成を確認するために「diskpart」を起動します。

diskpart

次に、接続されているディスクを一覧表示します。(一番上の緑枠)

list disk

今回の環境では、SATA SSD(起動用)を選択しました。(ディスクの番号は、環境によって変わるので、注意してください。アラおじの場合は「0」ですが、他のPCでも同じとは限りません。ディスク管理で、OSがインストールされているSSDを選択してください)

select disk X

続いて、パーティション一覧を確認します。(3番目の緑枠)

list vol

この中から、容量が100MB前後で「FAT32」になっているものがEFIパーティションです。

EFIパーティションを選択します。(画像赤枠、一番下の緑枠)

select vol X

(※XはEFIパーティションの番号に置き換えてください)

コマンドプロンプト

EFIパーティションに一時的にドライブレターを割り当てます。(上の緑枠)

assign letter=S

diskpartを終了します。(下の緑枠)

exit

ブート情報を再構築する

コマンドプロンプト

続いて、bcdbootコマンドを使って、Windowsのブート情報を再生成します。

bcdboot C:\Windows /s S: /f UEFI

このコマンドで、

という処理が行われます。

「ブート ファイルは正常に作成されました」と表示されたら成功です。

あとはコマンドプロンプトを閉じ、USBメモリを抜いて再起動します。

再起動後の結果

再起動すると、無事にWindowsが起動しました。

データや設定が消えることもなく、SSDクローン後の状態そのままで復旧できています。

正直、再インストールまで覚悟していたので、この画面が出た時はかなりホッとしました。再インストールだと、今の環境がまるっとなくなるから、1日で復旧できないことを考えるとゾッとします。

今回やらなくてよかったこと

今回のトラブルでは、いろいろ試しましたが、結果的にやらなくてよかったこともありました。

  • CSMを有効にすること
  • BIOSでブート順を何度も入れ替えること
  • F8や自動修復を何度も試すこと
  • USB機器を過剰に疑うこと

エラーコード「0x000000e」が出ている場合、ブート構成そのものが壊れている可能性が高く、設定変更では解決しません。

今回のケースでは、インストールメディアから起動し、bcdboot コマンドでEFIにブート情報を書き直す方法が、最も確実な解決策でした。

実際に入力したコマンドまとめ

細かい仕組みは正直よく分かっていませんが、以下の手順を順番に実行したところ、無事に起動するようになりました。

※bcdbootはWindowsの起動情報を作り直すためのコマンドですが、詳しい仕組みは理解しなくても問題ありません。

同じ状況の方は、まずはそのまま真似してみてください。

diskpart
list disk
list vol
select vol X
assign letter=S
exit
bcdboot C:\Windows /s S: /f UEFI

ディスク番号やボリューム番号は環境によって異なります。必ず list disk / list vol の結果を確認してください。

同じ状況で困っている人へ

今回のトラブルは、SSDのクローン自体が失敗していたわけではなく、起動情報(ブート構成)がうまく引き継がれていなかったことが原因でした。

同じように「昨日まで起動していたのに、翌日突然起動しなくなった」という状況でも、再インストールせずに復旧できるケースはあります。

もし同じエラーコードが出ている場合は、落ち着いてブート修復を試してみてください。

この記事は、SSDクローンでOS起動用とデータ用SSDを入れ替えた翌日に発生したトラブルについてまとめた後日談です。

SSDクローン作業の内容や、なぜこの構成にしたのかについては、こちらの記事をご覧ください。

▶ M.2とSATA SSDを入れ替えたらゲーム体験が激変した話|SSDクローン実践

まとめ

今回は、SSDクローンでOS・データ構成を入れ替えた翌日に、Windowsが起動しなくなったトラブルと、その対処についてまとめました。

結論から言うと、SSDWindows自体が壊れていたわけではなく、起動情報(ブート構成)がうまく引き継がれていなかったことが原因でした。

エラーコード「0x000000e」が表示された場合でも、慌てて再インストールする必要はなく、インストールメディアから起動してブート情報を修復することで、元の環境を保ったまま復旧できるケースがあります。

実際、アラおじの環境でも、コマンド操作は必要になりましたが、結果的にはデータや設定を失うことなく、無事にWindowsを起動できるようになりました。

「昨日まで普通に起動していたのに、急にブルースクリーンが出た」「SSDクローン後に起動しなくなった」という状況でも、まだ手はあります。

同じようなトラブルに遭遇している方の参考になれば幸いです。

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