みなさん、こんにちは!アラおじです。
Keychron C3 Proを使っていく中で、
- Oリング
- 純正赤軸(Keychron Superスイッチ赤軸)
については十分満足していたものの、
「もう一段階、静かにできないだろうか?」と思い、スイッチ交換に手を出すことにしました。
今回の記事を要約すると、以下の内容となります。
- キースイッチ交換の実例
- 音の比較動画あり
- 実際に使って感じたメリット・デメリット
アラおじは、キーボードに関して決して知識が豊富なわけではありませんが、初心者でも問題なく交換できました。
これからキーボードのカスタムに挑戦してみたい方の参考になれば幸いです。
手間はかかるが、かなり静かというか、ほぼ音がなくなって大満足♪
今回使ったOutemu ハニーピーチスイッチV3

今回購入したのは、「Outemu ハニーピーチスイッチV3」です。70個入りで、価格は2500~3000円前後でした。
Keychron C3 Proは91キーですが、全キーを交換するわけではなく、文字キーやよく使うキーを中心に交換する想定だったため、70個分あれば十分かなと判断しました。

1つ1つの見た目はこんな感じです。

左がOutemu、右がKeychronのスイッチです。+の周囲にある衝立のような構造が、底打ち時の衝撃を吸収して静音性に影響しているのかもしれません。

キースイッチの裏側はこんな感じです。アラおじが購入したKeychron C3 Proはホットスワップ対応(ハンダ無しでスイッチ交換可能)で、5ピン仕様です。
元々のキースイッチが5ピン仕様のため、キースイッチを交換する際は、3ピンでも5ピンでもどちらも使えるのがポイントです。
メーカーによって3ピン/5ピンが異なっていて、5ピン仕様のものはどちらも使えるけど、3ピン基盤に5ピンスイッチを使う場合は、自分で足を切る必要があるらしいので、スイッチ交換に手を出す前に確認しておきましょう。

余談になりますが、70個中3個くらい、ピン曲がりがありました。これくらいなら、角度をいじってあげるだけで済むので、特に問題はありません。ただ、おそらく電気的な接点になっていると思われるので、直す際は素手ではなくピンセットとかで直したほうがいいと思います。
今回使っているアイテムはこちら(打鍵音を抑えたい方向け)
キースイッチ交換の手順
ここからは、キースイッチの交換手順をスクショ付きで紹介します。ちょっとしたコツなども紹介するので、困った時の参考にしてください。
交換前にやっておくこと

キースイッチ交換前に必ずやっておくことは、以下の通りです。
- キーボード全体の写真を撮る
- キー配列を覚えておく
今思えば、外箱をしっかり撮っているのであれば、この工程はいらないかもしれませんね。いちいち、箱を持ち出すのが面倒なので、1度撮っておくと後々便利になるのでおすすめです。
特に、配列やキーサイズ(Enter・Shiftなど)は、元に戻すときに迷いやすいので、写真で残しておくと安心です。
基本的な交換手順
キースイッチの交換手順は、特に難しいことはありません。全体の流れは、以下の通りです。
- キーキャップを外す
- キースイッチを引き抜く
- 新しいスイッチを差し込む
- キーキャップを戻す
やること自体は簡単ですが、数が多いのでけっこう大変です。ここからは、スクショを交えて説明していきます。
1.キーキャップを外す

キーキャップの外し方は、以前の記事で書いているため、ここでは省略します。
詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
⇨【検証】Keychron C3 ProをOリングで静音化してみた|効果は?音量比較動画あり
2.キースイッチを引き抜く

Keychron C3 Proのキースイッチは、キープラーが縦向きに入るようにスイッチが入っているため、上下をしっかり挟んで真上に引き抜きます。
真上に引き抜かないと、ピンが曲がってしまったり、折れてしまったりするので注意してください。曲がった場合はまだマシですが、折れてしまうとかなり手間がかかります。

Keychron C3 ProのENTERキーだけは、上下にあるスタビライザーのせいか引き抜けませんでした。ダメ元で左右からアプローチしたら引き抜けました。
「押してダメなら引いてみろ」みたいな感じで、引き抜けないキーはアプローチを変えてみるといいかもしれません。
無理に力を入れると破損の原因になるので、少しずつ角度を変えながら試すのがおすすめです。
3.新しいスイッチを差し込む

キースイッチを引き抜いたところは、上の画像のような感じになっています。全部で5箇所穴が空いており、これが5ピン仕様ということですね。
上の2つの穴に金属っぽい部分が見えると思いますが、ここにキースイッチの金属部分が当たるようにはめ込みます。

まずは、そっとスイッチを当てて、上下左右にガタツキがないことを確認したらグッと押し込みます。ちょっと強めに押す必要がありますが、そこまで力を入れるわけではありません。
カチッとかガチッという音がしたらOKです。はめ込んだ後も、ガタつかないかだけ確認しておきましょう。
4.キーキャップを戻す

スイッチの交換が終わったら、キーキャップを戻します。見た目は全く変わっていませんが、打鍵音は全然違います。
交換後はKeychron公式ランチャーでキーチェックしておこう

スイッチ交換が終わったら、音を確認する前に Keychron公式ランチャーでキーチェックをしておくのがおすすめです。
スイッチがしっかり刺さっていない場合や、 ピンが少し曲がっているとキーが反応しないことがあります。
この段階で気づければ、キーキャップを外して スイッチを差し直すだけで簡単に対処できます。
音比較動画を撮る前や、普段使いを始める前に 一度チェックしておくと安心です。
Keychron公式ランチャーについては、別記事でまとめています。
⇨Keychron C3 Proでスリープキーを使いたい|VIAで挫折して公式ランチャーで解決した話
キースイッチ交換前後の音比較
キースイッチ交換後に打鍵音がどれくらい変わったのかを動画で比較してみました。実際の音は、ぜひ動画で確認してみてください。

動画内で叩いているキーと構成は、以下の通りです。
- <キー:Outemu ハニーピーチスイッチ+Oリング
- Mキー:Outemu ハニーピーチスイッチ
- Nキー:Keychron Super赤軸+Oリング
<キーとMキーを比べると、音の違いはほとんど感じられませんでした。 そのため、Outemuハニーピーチスイッチの場合は、 Oリングなしでも十分静かだと思います。
とはいえ、せっかくOリングを購入していたこともあり、 アラおじはOリングを付けたまま使っています。
Oリングを外すのがめんどくさかったというのは内緒(笑)
キースイッチ交換のメリット・デメリット
ここからは、実際にキースイッチ交換をしてみて感じた メリットとデメリットを整理します。
正直なところ、項目数だけ見るとデメリットのほうが多いですが、 それを上回るメリットがあったため、 個人的にはかなり満足度の高いカスタマイズでした。
メリット
キースイッチ交換のメリットは、以下の通りです。
- とにかく静か
- Oリング単体よりも効果が分かりやすい
- 雑に叩いても音がほとんど気にならない
「いや、音の話しかしてないじゃん!」というツッコミが入りそうですが、 音が出ないという一点だけでも、環境によってはかなり大きなメリットなんですよ。
我が家では、隣で奥様が作業していることが多く、 キーボードがうるさいと普通に嫌な顔をされます。
それがほぼゼロになっただけでも、アラおじ的には大きな成果です。 これで、夜間に奥様が寝ている状態でも、気兼ねなくPC作業ができます。
デメリット
一方で、デメリットもあります。
- メカニカルらしさは薄くなる
- 打鍵感はややフニャッとした感じになる(好みが分かれやすい)
- 交換作業が地味に面倒(1時間程度)
- スイッチや基板を壊しそうで、作業中は少し緊張する
メカニカルキーボードの魅力として、 「打鍵感」や「打鍵音」を挙げる人は多いと思います。
静音スイッチやOリングを使うと、 それらの要素はどうしても控えめになります。 良くも悪くも、メカニカルらしさは感じにくくなると思います。
「そこまで静かにしたいなら、パンタグラフでいいじゃん」 と言われそうですが、 パンタグラフは自分でカスタマイズできません。
ホットスワップ対応のメカニカルキーボードなら、 初心者でも比較的簡単にカスタマイズできます。 その体験自体も、メカニカルキーボードを使う理由のひとつだと思います。
確かに作業は面倒ですし、 基板を壊しそうで多少のストレスもあります。
それでも、すべて終わったあとの達成感と静音性を考えると、 個人的には「やってよかった」と素直に思えるカスタマイズでした。
ちなみに、打鍵感については「劇的に変わった」というほどではなく、 静音性が大きく向上した一方で、指への感触自体は純正赤軸+Oリング時と大きな差は感じませんでした。
まとめ|静音を突き詰めたら、想像以上に快適だった
今回は、Keychron C3 Proの静音化をさらに突き詰めるために、Outemu ハニーピーチスイッチV3へキースイッチ交換を行ってみました。
正直に言うと、交換前は 「Oリングだけでも十分静かだし、ここまでやる必要あるかな?」 という気持ちもありました。
ですが、実際に交換してみると、音の小ささは別次元で、「ここまで変わるのか」と素直に驚きました。
雑に叩いても音がほとんど出ず、 周りを気にせず作業できるのは想像以上に快適です。 我が家のように、同じ部屋で誰かが作業していたり、 夜間にPCを使うことが多い環境では、この静音性はかなり大きなメリットだと感じました。
一方で、メカニカルキーボードらしいカチッとした打鍵感や打鍵音は確実に薄れます。 打鍵感も少しフニャッとするため、ここは好みが分かれるポイントです。
ただ、アラおじ自身はメカニカルキーボード初心者ということもあり、「メカニカルらしさが薄れる」ことよりも、静かでストレスなく使えることの方が圧倒的に価値が高いと感じました。
スイッチ交換は多少手間がかかりますし、作業中は基板を壊さないか少し緊張もします。それでも、ホットスワップ対応のKeychron C3 Proなら、初心者でも十分チャレンジできるカスタマイズです。
「キーボードの音が気になる」 「もっと静かにしたい」 そんな悩みがあるなら、まずはOリング、さらに一歩踏み込むなら 静音スイッチへの交換は、かなり有効な選択肢だと思います。
今回のカスタマイズで、 Keychron C3 Proは自分にとって “気を使わずに使える相棒”になりました。
今後も、使いながら気になった点があれば、少しずつ手を入れていこうと思います。
Keychron C3 Proについての記事はこちらにまとめてあります。
Oリングによる静音化や、公式ランチャーを使ったキー設定などもまとめています。
